David Bowie/Aladdin Sane (1973年)
David Bowieが10年ぶりに新作をリリースとの事でボウイ伯爵への愛情が再燃しているイクラです!

自分が生まれる前からご活動されているボウイ伯爵に対して、新作がいつ発売なのかなんて事は、さほど気にしてはいないつもりでした。が、やっぱり盛り上がってしまいますね〜。
そしてそれを機にあやかり、このコーナーを書いている次第。

ご存知無い方に月並みな紹介をさせて頂きますと、David Bowieという方はアルバムごとにコンセプトやキャラクターを変化させ、特に70年代から80年代まで時代と音楽シーンをリードして来たロックジャイアンツ。
楽曲の素晴らしさは勿論の事ながら、見た目の美しさ、妖しく奇抜なファッション、言動、映画や舞台への出演等々、様々な顔を持ったアーティストで有名なお方です。

どのアーティストが好きですか?誰に影響を受けましたか?
そんな質問を受け、自己紹介をする度に、いつも困るんだけど、ボウイ伯爵はいつもイクラの心のベスト10アーティストの中の一人。

初めにボウイ伯爵を知ったのは高校1年生の時。
クラスメイトの山下君に“ジギースターダスト”というDavid Bowieの存在を世に知らしめた金字塔アルバムを借りました。
宇宙からやって来たジギー…(今と成ってはなんじゃそりゃ〜といった話ですが)当時からすれば、アルバムの物語性、パフォーマンス、衣装その全てが、相当にセンセーショナルだったと思います。 1972年の発売から当時既に20年の時を経ていた訳なんだけど、“ジギースターダスト”は、思春期まっただ中だったイクラにとっても、それはそれは刺激的で、随分とお世話に成りました。
そして勿論、今でも色褪せる事無く、どこぞの遊園地やテーマパーク、ちょっとした小旅行なんかへ出かける変わりに、眼を瞑り耳をすませばそれは白昼夢かのようなトリップが可能なアルバムなのです。
今どうしているのか知らないけど、山下君ありがとう!

そんな訳でどのアルバムが好きかと聞かれても、アルバム事にカラーが違うので、選ぶのが難しい!
どのアルバムも聴きごたえ満載で、既にこの胸キュンアルバムコーナーにて、1度ボウイ伯爵のブルーアイドソウルアルバム“Young Americans”について書いているので、今回は別のアルバム“Aladdin Sane” (1973年)を勝手にご紹介させて頂くよ!

見て下さい、よく見るアルバムジャケットの一つですよね。
ロックTシャツなんかでもよく出回っているこれです。
顔に稲妻が走り、眉毛ありません。恐いですw

このアルバムはジギーと言う名のペルソナに疲弊し、引退宣言をした次のアルバム。
焼き直し感は否めないのですが… 前作と同じく強烈なインパクトがあります。
ジャンキー度が高いと言うか、ヒリヒリした感覚と倦怠感が漂う、危険なアルバム。
成功を手にした中でのハイプレッシャーのもと制作されたのでしょう、そんな匂いがプンプン伝わって来ます。(それともノリに乗りまくっていたのでしょうか?)
エッジの効いたサウンド、コンパクトで美しくエモーショナルな楽曲達。
1曲目のWatch That Manの古典的ではあるけれど、このロッキンブギーに反応しない方は、ロックについて語るべからず!
8曲目にはRolling StonesのLet's Spend The Night Togetherの高速カバーも収録されていて、こちらも相当ハイテンション、ハイエナジー。
その間の3曲目のDrive In Saturdayというロッカバラードがイクラは特に好きで、この曲名を東京にやって来た頃バンド名にしたいと考えていた事もありました。(ヤングアメリカンズの時にも書いてますので興味のある方は遡ってみて下さい)
エンディングに進むにつれ転調をどこまでも繰り返すこの曲を聴いていると、週末に恋人とドライブイン、もしくはモーテルへと向う道すがら渦巻く感情と何とも言えない刹那的なドラマが描かれていて、悶絶です。

このアルバム以降も続くボウイ伯爵の変化を恐れない生き様(変化せざるを得ない?)、サクセスストーリー全てが約束されていたかのように、時を経て今と成っては思えますね。
10年ぶりに完成しリリースされた新作“Next Day”
きっと、ボウイ伯爵自身、ニヒルな笑みを浮かべほくそ笑んでいる事でしょう!

Ron Sexsmith / Time Being
人類には食欲、睡眠欲、性欲の次に来るのが、他者に伝えたい欲求なのではないかと人から聞いた。 誰もがブログやフェイスブック、ツイッター等で、あらゆる事柄を発している事を考えると、成る程なぁと思った訳です。 歌を歌う、作るって行為も伝達という意味では同じなのかも知れないね。 じゃぁ、何かい?あんた、その次に必要なのは、理由付けってわけかい?なんて声が聞こえてきそうだけれども! イクラも再び自分の作る音楽以外で「こんなんあるんやでー」って音楽を久々に紹介したいと思った次第です。 ではでは、イクラがお薦めするのは、昨年下半期から日課のように聴いている、シンガーソングライター、ロンセクスミスさん。 1995年のデビューアルバムからエルビスコステロが絶賛したって話で有名な人です。 決して吠える事無く静かに歌うロンの歌声と楽曲は、言ってしまえば地味・・・。 アコースティックギターにベース、ドラム、ちょろっとエレキ、鍵盤で成り立った、フォーク、カントリー、下手すりゃオールディーズにも聞こえてしまいがちな古典的とも言えるポップソングを書き続けています。 だけど親しみやすさのあるメロディーや楽曲は、ビートルズの遺伝子を継承した現役のシンガーソングライターだとも思います。 実際ポールマッカートニーやニックロウをリスペクトしているんだからそうなんでしょう。 艶のある声といつまでも元気なポール爺とは、またパワフルさ加減が全くもって異なるけれど、くぐもった声ながらメロディーがとにかく美しい。 そしてメロディーや声域にさほど幅があるとは思えないんだけど、1曲の中でよくここまで起承転結のはっきりしたコンパクトで美しい楽曲をいつまでも沢山作れるもんだと、作り手としては思うし憧れてます。 そんな訳で、ほぼ毎日聴いていると、日増しにじんわりと染み込んで来て、今ではイクラは完全にロンの虜に成ってしまったのであります。 デビューアルバムから一通り、アルバムを聴き込んだ中で、個人的にはこの9枚目のアルバムがイクラは特に好きです。 どのアルバムとも変わらず吠える事も、特別何ら変わった事をしている訳では無い、言わばロン節で埋め尽くされたアルバムだけど、他のアルバムより何か力強い意志と高揚感がある。そんな気がしてならないアルバムです。 私生活や日常の些細な出来事を歌う人だから、きっと心意気や何かしらの力が働いていた時期の作品なんだと思う。 イクラは初めに言った人類3大欲求の次ぎに来る(そうなのかどうかは定かでないけど)、他者への伝えたい欲求や過剰な情報に惑わされたく成ってしまって早何年、前もってライナーノーツや音楽雑誌に目を通さないで音楽を聴くようにしているので、ここまで書いておいてロン様のこのアルバムに関する情報は、正直実は何も知らないのであります・・・! 単純に、コンパクトで美しい楽曲が揃った素晴らしいアルバムだから興味を持たれた方は是非聞いてみて欲しいね。 なんじゃそりゃ!と、ここまで読んで下さった皆さんにはがっかりなリコメンドになってしまった! こうやって人にお薦めするの久々だからなぁ〜、ふーん程度で受け止めて聞いてみて下され! きっとじーんわりと染み込んで来るに違いないから。 これからは以前みたいに月1枚位は書くようにしますー。 楽しみにしておいて頂戴! ではでは。(イクラ)
Todd Rundgren/Something/Anything
トッドラングレン来日!

最近レコードコレクターズって音楽雑誌は、読者からの要望で紙面の活字のサイ ズが大きく成るらしいんだ。
レコードコレクターズって、その名の通りCDでは無く、アナログレコードが主流 だった頃のアーティストや音楽をメインに特集が組まれ、紹介している雑誌。
それ故にその時代のアーティストと同時代の読者が多いらしく、その世代は、も うそろそろ、初老に差し掛かり老眼に成って来ているらしいの。
つまり字が小さくて読み辛いってのが理由で活字が大きく成るらしいのよ…。 愛読されるレコードコレクターズは読者と共に年を重ねる…。 素敵な話しじゃないか!涙
とは言え、今やレコードで音楽を聞いた事が殆ど無いだろう30歳以下の読者の数 は、俺みたいな、古い音楽も好むミュージシャンだったり、かなりの音楽好きぐ らいで、かなり少数な気がするね。
高校の頃の俺は本当に何度も何度も好きなアーティストの記事や興味のあるアー ティストの記事なんかを受験勉強そっちのけで読んでいた。勿論読むだけじゃ無 く。
きっとレコードコレクターズの読者って、そんなタイプの読者が多いだろうと思 うんだけど、そんな読者の知りたい欲求をかなり満たせてくれる情報量と特集が 組まれているのがレコードコレクターズって雑誌なのだ。 (最近買って無かったけど、こないだ出たシンガーソングライター特集号は久々に 買いましたよ?)
人気が有るのは、創刊から30年近く続いてるって事が証明してるよね。 紙媒体もヤバイとか聞くけど、続いて欲しいな。 いっその事、俺が老眼に成る頃でも続いていて欲しい!笑

なんでこんな事を書いたかって言うと、今度トッドラングレンが来日するねん! トッドさんって、レコードで洋楽のロックやポップスを聴いていた世代やレコー ドコレクターズの読者なんかに嫌いな人はいないんじゃないの?って思える程の 人気アーティストなんだわ。
基本的にはロックって事に成るんだろうけど、(ソウルミュージックがベースにあ るのがよく分かる)耳に入ってきやすいメロディーの素晴らしい楽曲が多いのなん のって!
実験的な事にいつもチャレンジしている反面、普遍的なサウンドに落とし込むシ ンガーソングライターでもあるの。
声が甘くサウンドも時に激しく時にメロウ。
当然女性には、人気が高いと俺は踏んでいるので、女性にお勧めの洋楽を聞かれ た際、実はかなりの頻度でトッドさんには、お世話に成っているのだ。
トッドだけの話しじゃないけど、レコードで音楽を聴いていた世代や一部の音楽 リスナーだけの宝物みたいな聴かれ方されてる素晴らしい音楽やアーティスト、 沢山あるよねー。
貸すから、ちゃんと返してねー。 (イクラ)
BOB DYLAN/BLOND ON BLOND
初めてのBOB DYLAN!

BOB DYLANのライブに行ける!
コンサートでは無く、今回はライブハウスでのツアー なのだ。
ライブハウスって言ってもCLUB Que位のサイズのハコで は勿論無く、ゼップとかだから、充分デカいハコなん だけどね 笑
初めてなのもあるし、とにかく嬉しい。

しかし、もうそろそろ70才位のはずだけど、大丈夫な んだろうか…。
普通は70才って、腰も曲がって、握力も衰えてるだろ うし、歌うどころか、枕元には、痰壷なんかあったり しそうなもんだが。
ネバーエンディングツアーって年間100本近くのLIVEを かれこれ20年近くやってるらしいので、常識は当然通 用しないんだろうな。
好きなアーティストが、死んでたり、結構な年齢を重 ねてしまっていて好きなアルバムを発表していたの は、かれこれ何十年前…。
ってパターンが自分には、多いので、いつも行く前 は、はっきり言ってそんなに期待はしないようにして います♪
しかもDYLANのライブは曲のテンポも歌詞も尺もアレン ジしまくりらしく、既に原型を留めていなかったりす るらしく、バックメンバーも今何の曲をやっているの か分からないまま、次の曲に入っていたりもするらし いので、客も勿論分からなかったりもするらしい…。
らしい、らしいと、本で読んだり人に聞いたりした話 ばかりなので、何とも言え無いから、確かめてくる わ 笑
まぁ要は、そこは重要じゃ無いって事なんだろうな。
こうしてDYLANは、神格化されていって、本人は実はか なり適当にやっているだとか、何にも考えていないみ たいな話もよく、聞きます。
なんだかなぁ 笑

俺が一番好きなアルバムは、ベタに代表作クラスとも 言える1966年にリリースされたBLOND ON BLOND。
その中の、I want youからメンフィスブルースアゲイン の流れと、この二曲が個人的にはとにかく、たまりま せん
初めて聞いた時から、かれこれ17年は経ちますが未だ に! 笑←笑ってるの俺だけね
あー、期待はしないとか言いながら、盛り上がってき ちゃってますわ。エヘヘ。 (イクラ)
NED DOHENY/HARD CANDY
ネッドドヒニーと読みます...。 憶え辛いというか、読み辛いというか(笑) 1976年にリリースされた、HARD CANDYってこのアルバム、本当に聴きやすくて、甘酸っぱくて大好き。
アコースティックなサウンドなんだけど、洗練された白人のソウル(ブルーアイドソウル)って感じで、かなり洒落てます。
プロデュースが、ブッカー・T&THE・MG'Sのスティーブ クロッパーなのが納得のタイトなサウンド。 ジャズ、ソウル、ロックとが、良い塩梅で、ブレンドされたサウンドに美メロで美声。更に甘いマスクと来たもんだ!(そして超が付くほどのお坊っちゃんらしい...スティーブクロッパーが、引き受けたのはこれが、理由?) だけど、どうやら日本で異常に人気のある(人気のあった)アーティストらしいのよ。 こういうサウンドって今の時代の感覚や日本人の感覚の方が受けるのかも知れないね。 国土の大半が田舎であるアメリカには、お洒落過ぎたのかも(笑)

ところで、アルバムタイトルのHARD CANDYってのは、スラングでヘロインや、勃起したぺ◯スを意味するらしい。

確かに中毒性のあるアルバムなんだけど、この爽やかなのか、お洒落なのか、アートなのか良く分からないジャケットをよく観て欲しい。 ご本人さんが上半身裸で身体を弱冠くねらせて立って、水しぶきの様な物が飛び散っってるんです。 つまり...これって、男性のアレを連想させる“絵”のアルバムジャケットって事だと思うんです(思いませんか?)しかも、ご丁寧にご本人自ら...。 お洒落ですねぇ?。お洒落過ぎますねぇ?。 少なくとも俺はそう解釈してます。 その様にしか、見えないから! 世の日本の女性はそうとも知らずに、この素晴らしいエロティックでお洒落なブルーアイドソウルの名盤を聴きうっとりしている訳だ。 そして遠く離れた太陽のサンサンと照りつけるロサンゼルスにて、当のご本人さんは、豪邸の奥にあるシルクのベットに寝転がりながら、ニンマリと、ご満悦。という訳なハズだ! 更に、たちの悪いのがまた、1.愛は幻 2.恋におちたら 3.愛を求めて、といったタイトルの曲が収録されているのです...。 なんて卑猥!なんて屈折した感性! ホントお坊っちゃんは、何考えてるか分かりませんよね!全く...。

実際はどうなんでしょうねぇ。 俺が屈折しているのかな...。
久し振りに書いたと思ったら、最後は下の方に話が行っちゃってすいません。 でもホントうっとりする素晴しいアルバムですから!(イクラ)
BILL WITHRS/MENACERIE
例えそれが有線であったとしても、その流れてきた場所が昼間のマクドだったとしても、BILL WITHERSが聞こえてくると誰もがうっとりしたり、胸が締め付けられるんじゃないかなって思うんですが、いかがでしょうか?

決して派手さは無いものの、ビターでスゥィートで優しく温もりのある声と楽曲。 まるで人柄まで伝わってくるようなアーティスト。 決してアルバム数は多くないんだけど、職業作曲家でシンガーソングライターだったってのが納得の名曲のオンパレードな人なんです(“Just The Two Of Us"って曲は、どこかで聞いた事ある人は多いんじゃないかな?)

ギターで曲を作ってるんだろうなってのがまた個人的にジャストな感じ。 一番好きなブラックミュージックのアーティストかも。 ってコロコロ変わるんですが(笑)
紹介してるこのアルバムは、代表曲で大好きな“Lovly Day"収録の名盤なんだけど、“I Want To Spend The Night"(邦題は“今宵を君と")がとにかく、抱きしめたくなる感じがして最高ですよ。
一人だと特にシチュエーションが大切な人間なんで、微妙に恋をすると、すぐ部屋でこの曲をプレイして相手を想い熱くなってるんです!(お恥ずかしい限り…。)
歌詞も和訳でちゃんと調べてみた。
“君と離れると 僕は眠れない
枕を君と思って抱きしめてみても
効果は全くなし…"

なかなか面白く納得のいくフレーズ(笑)
だけどこんな気持ちに本当はみんな成った事があるんだろう?

しかしこのアルバム、内容は最高なんだが、ジャケだけが全く意味分からず腑に落ちないんよね… カラフルな動物の人形に埋もれて、遺影のような白黒でニッコリ笑顔のビルの写真。 どういうつもりなんだ!ってこのアルバムを手にする度に思う。
きっと人生を噛み締めながら沢山のビターでスゥィートな曲を生み出したビルさんの事だから、本当はこのジャケットにも意味があるんだろう?
答えは自分に誠実に生きてりゃそのうち分かるって事なのかい?! (イクラ)
井上陽水/招待状の無いショー
去年位から聞き始め、異様にハマっていてしょっちゅう聞いている井上陽水さん。

俺の周りには(世代の問題か?)、井上陽水さんが一番好きだとか、アルバム持ってる!って人が、今まで殆どいなかったから(今もいないんだが…)一体どんな人達に支持されているのか、どういう存在として認知されて今まできているのかも、はっきり言って俺自身は、よく分かってない。
まぁそれは別にどうだって良いんだけど、あの歌い方と声、容姿は日本人の殆どの人が知っているんでしょう?

一通り沢山のアルバムを聞いてみたんだけど、聞いた事がある曲が多過ぎてびっくりした。 そして当然ながら口ずさみたくなる(物真似したくなるか…)名曲の数々。 それってリアルタイムでは当然聞いていないビートルズを初めて聞いた時の様な感覚だった。
人に最近何聞いてんの?と聞かれると「井上陽水」と答えていたんだけど「井上陽水?何で?!」みたいな微妙な反応が多い(笑) 素直な気持ちに成って聞いてみれば、絶対良いって思うって!ば?か!なんて思いながらこの一年間を過ごしていたのだ。
天才的な楽曲、メロディー、声は勿論なんだけど、何故俺がハマったのかを考えてみると、それは日本の情景が目の前に広がる歌詞だったんよね。
四季というか季語的な言葉がよく出て来るし、わびさびや心の揺れ、どうでも良い事が実は一番肝心だと思わされる達観した歌詞だったり、と個人的にはビシビシ感じまくり!
本気なのか、ふざけているのか分からない部分もまた、実はそれが真実だよなと思わされたりして一人でニヤニヤして聞いていたりする。
特にその部分で今頭に思い浮かんだのが今紹介してるアルバムに収録の“青空ひとりきり"の中のワンフレーズ
“仲良しこよしは なんだか怪しい"

そんな事は無いだろう! いや…確かに怪しいよなぁ?フムフム。 といった感じで聞いている。

お盆の異様に暑い時期に井上陽水を聞いていた。 涼しげな気分に成って妙に似合うなぁって夏を過ごしていた。
随分涼しくなった今日この頃、道端にひっくり返った蝉の死骸なんかをみつけると夏が本当に終わろうとしてるんやなぁと感じる(それと同時に虫は何故みんなひっくり返って死んでいるのだろうといつも思っている。昔から答えの見つからない謎でさ。知ってる人教えてー)
そんな今の時期にもぴったりだ。
それってオールシーズンオッケーやん!なんて声も聞こえてきそうだが、何なんでしょう、そうなんです、どんな季節どんな気分でもハマっちゃうのよ。
つまり俺が今さらこんな所で長々と紹介するまでも無く(…。)セールスや認知度が証明しているように、井上陽水さんの描く世界は日本の心!だからなんやろね。

このアルバムはもう随分前というか、俺が生まれた頃のアルバムなんだけど、田舎の風景が見えたり、イノセンスに包まれていて、まるで自分が体験したような気分にさせられるアルバム(いやこのアルバムに限らずなんだけど…)
そして聞いてみて分かったんだけど、この頃のアルバムのバックの演奏、実は相当お洒落! あくまでメロディーは陽水節なんだけど(笑) 是非聞いてみて!(イクラ)
NOT FADE AWAY?天国へ逝ったBO DIDDLEY?
先日BO DIDDLEY(ボー・ディドリー)があの世に逝ってしまった。
知らない人も多いとは思うんだけど…BO DIDDLEYって人、実は、CHUCK BERRY、LITTLE RICHARDと並ぶR&Rのパイオニアなお方。 CHUCK BERRY程ポップじゃなく、LITTLE RICHARDの絶叫系ロックンロールでは無いんだけど、このBO DIDDLEYって人は何と言ってもジャングルビート、その名も“ボー・ビート"と言われた独特のリズムで曲を作ってて、何とも言えないワン&オンリーな魅力を放っていた巨人。

ニューオリンズのセカンドラインってリズムパターンに似ていて詳しい比較は良く分からないんだけど…。 “ドン ト タッ ッタ ッ ッ タッ タ"(分かりにくいな…。)ってドラムパターンにマラカスが重なれば、それが“ボー・ビート" セカンドラインは腰にくるけど“ボー・ビート"は、ちょい腰がクイっと上がる感じでスウィングしてて陽気でクセに成る楽しいドラムパターンなの。 それを作ったとされる(笑)人。

ルックスも愛すべきおじさん(若い頃から)って感じで最高。 大抵ブルースマンは、しかめっ面や苦悩の表情を浮かべ、大抵のロックンローラーはかっこつけてたり、絶叫しているアホアホ系なジャケが多い中でボーおじさんは、太っちょで黒ぶちメガネ。 メガネをかけてたって事でもパイオニアやね(笑)
そして、いつでもスマイル。 それも満面のスマイル。 チェックのお坊ちゃん風ジャケットを着てたりと、とにかくお洒落なのだ。
さらにトレモロアームやエフェクター、トレードマークの変わった真四角なギターや菱形のギター等全てが自作というホント愛すべきロックンローラーだった。
俺が初めにボーおじさんを知ったきっかけは、Rolling Stonesがカバーした“愛しのモナ"だったような気がする。
ひたすら“ボー・ビート"に乗せて “イェ?イ!モナ♪ウゥ?モナ♪イェイ!イェイ!イェ?イ!モーナ♪" と愛しのモナさんへの想いを繰り越し歌った名曲だ。 天国で結ばれたのだろうか…? モナさんは生きてるのかな…? (ストーンズは他にも沢山ボーの曲をカバーしてる)
さらにWHOがカバーした“ロードランナー"も好きだった。 (これはオリジナルの方が断然良いんだけど)
“オレは走り屋だぜ!ハニー"と歌が始まり、ギターのスクラッチノイズのイントロ、そして車のクラクション音を真似た“ビッ♪ビッ♪"ってコーラスが入ってくる曲で、よく考えれば曲も良く出来てる。どーりでウキウキする訳だ…。
60年代のイギリスバンドやモッズバンドが俺大好きなんだけど、大抵ボーおじさんの曲をカバーしてたりするのよ。 それで聞き始めたら案の定好きに成ったんよね。
そしてBO DIDDLEYのオリジナルじゃないんだけど“NOT FADE AWAY"ってバディホリーの曲があるのよ。 初めて買ったRolling Stonesのアルバム“BIG HITS"にテンポアップした“NOT FADE AWAY"のカバーが入ってるんだけど、そのドラムが、なんと!“ボー・ビート"だったのだ!!!(そんな驚かないのは分かってるけど…) それがホンマにかっこよくて初めて聞いた時電流走ったね。

こんだけ書いといてだけど…音楽に説明なんてホントは必要無いもんだ!とにかく聞いてみて頂戴♪楽しいよ? クセに成るよ?
ちなみに篠原が好きなボ・ガンボスの“ボ"はボーディドリーの“ボ"らしい。 (今気付いたけどドントさんってつまり“ボー・ビート"だった訳か…合掌!)
と言う事は、青空ドライブの半数以上が実は“ボー・ビート"好きという事に成るのだ! (イクラ)
DODGY/FREE PEACE SWEET
只今曲作りの途中ですー。 色んなレコード(CDですが)を持ってても、結局いつも曲を作る時に聞いてみたりするレコード、実は長年大抵決まっているのよね。 あんまり公表すべきじゃないのかも知れないけど(笑)

で、そのレコードを何故聞くのかってのは、好きなのは勿論の事、理想だったり、イメージだったり、単純に曲作りに入るきっかけに成ったり、マインドが高まるからだったりする。(出掛ける時、車に乗る時、眠る前、パーティーの時、歯を磨く時とかに人それぞれ聞きたい音楽ってあるやん?それに似た感じだと思う)

そんなレコードの一つがDODGYってバンドの3rdアルバム“FREE PEACE SWEET"だったりする(勿論これだけちゃうで?)

完全に時代に置き去りにされ忘れられたバンドだけれど(涙)、日本でもラジオや街やクラブでもよくかかってたからそれなりに流行ってた(?)んだろう。 リリース1996年だって。12年も経ってる…。恐ろしい。
未だに愛聴している俺は何なんだ!?
日本で未だに好きとか言ってるの、もう俺しかいないんじゃないかとさえ思う。 しかも曲作りに入るきっかけで良いのでしょうかホント!

そんなDODGY、知らない間に解散しちゃってましたよ。
ロックというかギターポップというかそんな感じのバンドなんだけど、ソウルやフォークなんかがイイ塩梅でブレンドされてて、グッドメロディーそしてコーラスワークも良いのよね。 アコギや鍵盤、曲によってはホーンも入ってたり。 ちょっぴりTHE WHOやKINKSみたいな60年代ビートバンドのテイストもあったりで。 なんか在り来たりの説明ですが…。

でも俺的には今でもやっぱイイね。
長い間中古レコード屋にてゴミ同然の値段で売られているが、これはゴミじゃないんだぜ!全く!! (イクラ)
THE WHO/MY GENERATION
俺が本当の意味で音楽を聞き狂い、一曲ごとに、いちいち一喜一憂していたのはTHE WHO、SMALL FACES、KINKSといった所謂ブリティシュビート、MOD'Sバンド達だった。 だから暫くその辺のバンドの事を連続して書こうと思う。

BEATLESやROLLING STONESは、今でもいやむしろ年々好きに成ってるんだけど、どこかもう教科書であり百科辞典であり古典芸術って感じで感心したり、じわ?っと聞いてる事が多い。
その反面THE WHO、SMALL FACES、KINKS。今では滅多に聞かなく成ったんだけど、たまに聞くと、BEATLESやROLLING STONESを聞いてる時のような大人聞きはしていられない(出来ない)。 勿論ウブで多感な思春期時代(自分で言うなよって感じだけど)に、最も興奮した音楽だから当然なんだけど、今聞いても一気に引き込まれ持って行かれてしまう。
先日CDの山を整理していたらTHE WHOのMY GENERATHIONってアルバムを久し振りに聞いてみた。 整理しながら聞いていたんだけど、“MY GENERATHION"のイントロが始まった途端、ながらで聞いていた手が止まり、久し振りに泣いた(笑)
なんなんだ、この強烈なヴァイブは! いてもたってもいられない、良く分からないこの気持ち! しかもこの曲の面白いのは、青年が感きわまってどもってしまっている歌なのだ。 だから“ジェ、ジェッ、ジェーネレイショ?ン!"ってメロディーが成っている。 そんなのありかよ!って作りだ(笑) 名曲って言うのはこういう事を言うんだろう。 だって、はっきり言って何がイイのか分からないのだ。

そしてMY GENERATHIONが終わると“KIDS ARE ALLRIGHT"って曲が始まる。
MY GENERATHIONが思春期特有の不安定でもどかしい気分を暴力的に叩き付けた楽曲だとしたら、このKIDS ARE ALLRIGHTって曲は、凄く甘酸っぱいメロディーと歌詞(こちらも凄く思春期的だ)のポップな楽曲。 MY GENERATHIONを聞いた後、次の曲だから尚更なんだけど、これを聞くと胸がはち切れんばかりです(笑)

派手で破壊的なライブパフォーマンスやメンバーの個性ばかりが、取り沙汰されたり、来日したのがつい最近だったのもあって日本では、いかんせん評価や知名度が低いTHE WHO。 でもそんな事は、どうだって良かったりもする。
きっと俺みたいにTHE WHOを聞いて全て持ってかれた経験のある奴等は、確実にいるだろうから。(イクラ)
THE BEATLES/1967ー1970
お久し振りです!
最近全くこのコーナーを放置してました。
何しろこのコーナーに対して、果たして目を通してくれている人がいるのか?等とふてくされ気味だったような所もあり(笑)手付かずでした…。
すいません…。
これからはこまめに書いて行く事を誓います!(毎回冒頭がこんな感じじゃイカンな)

 そんな訳で今回は超間口の広いアルバムを選びました。
“THE BEATLES/1967ー1970"通称“青盤"です!

色んな所で何度も言ってますが、ビートルズが俺昔っから大好きで、しょうがないんです。 いくつに成ってもイイっすねビートルズは。 年々ビートルズ熱が上がってますよ。 そうビートルズなんです。

 数あるアルバムの中で何故ベスト盤である“青盤"なのか?って事なんですが、近年俺の中で“青盤の時期=後期のビートルズ"が、最高に良くって。
勿論どのアルバムも、どの曲も空で歌える程良く聞いてたんだけど(高校の時は「あぁ、イクラ君って、ビートルズをいつも歌っている人?」で、分かったらしい(笑))ずっと初期からリボルバーにかけてのビートルズが大好きだったのよ。 今思えば、シャウトしてたり、元気があってライブをしていた頃の所謂ビートバンド的な初期のビートルズが好きだったんだと思う。

 それがここにきて俺の耳も成熟してきたのか(笑)(誰からもイイって言われてる曲は後期の曲が多かったりするんだけど)後期の音楽的にもサウンド的にもふくよかで、万人に愛されるビートルズの良さを本当の意味で(本当の意味ってなんだ?(笑))やっと分かってきたのかなって思う。 それを最に手っ取り早く知れるのが、やっぱり“青盤"でしょう!?

 その青盤は2枚組で特にdisc2が大好きなんだけれど、この青盤に入ってる後期の名曲達は、初期のツアーの合間に作っていた時間の無い時期のレコーディング物でも無いし、サウンド、レコーディングシステムや機材のレベルも一気に向上した時代のものだから、初期の頃より音、演奏、アレンジが無駄無くパーフェクトで歌がイイ。
そして何よりメロディーが大味で分かりやすくてイイ。

3曲目の誰もが知ってる“OBーLAーDI,OBーLAーDA"のメロディーなんて最たる例だけど、幼稚な曲と思いきやこの曲のベースラインやドラム、最高にカッコいいのだ…。
そして間奏、ギターソロ無しの歌のみで3分で終わるこのコンパクトさ!

5曲目の“DON'T LET ME DOWN"は、繰り返しばっかりの曲だけど、ビートルズ好きな男なら(いくら内気な男でも)一度は「ド?ンレッミ?ダ?ゥン!」と真似して歌った事のあるはずだからの名曲。

6曲目の“THE BALLAD OF JOHN AND YOKO"は、ビートルズで「どの曲が好き?」って聞かれるとここ最近は、真っ先にこの曲を答える位好き。
でもマニアやな?って言われたり不思議がられたりするんだけど、この曲良くない?
シンプルで脳天気なロックンロールの曲調で、ヨーコとの新婚旅行の事を歌ってるんだけど、このちょっとおちょくった余裕さえ感じるジョンのボーカルが、もう今の俺には堪んないっす!

7曲目の“OLD BROWN SHOE"は、渋い曲で、コンプレッションの効いたベースの音とベースライン、リンゴの独特のタイム感のシャッフルなんかを聞くとやっぱプレイヤーとしても超絶な人達なのが理解できる。うんうん。 

8曲目の“HERE COMES THE SUN"もリルダリ?ン♪で決まりでしょ。

 って全曲素晴らし過ぎて俺がいちいち紹介してもしょうがないんだけど(笑)
21世紀に成っても赤盤青盤は一家に、いや一人に一枚ずつ持つべき代物だと声を大にして言いたいですねぇ。 だってビートルズですから。 (イクラ)
Iggy Pop/Lust For Life
大好きなミュージシャンの一人、イギーポップ。今年のFujiロックにStoogesを引き連れてやってくるらしいのよ!
3年前に来た時には、違うバンドメンバーだって、「もっと金を積んでくれたら、Stoogesで来るよ」みたいな事を言ってたのを雑誌で読んだけれども、めでたくStoogesを引き連れての来日なのだ! その3年前の時でも、こんなイカれたジジイがいてもいいのか!?ミックジャガーさんが、とてもおしとやかに感じる!狂乱のライブを見させてもらったけれども、Stoogesでのイギー、今回は更に絶対ヤバいね。
しかもイギーが、在籍していたStoogesが34年ぶりにアルバムを発表したのよ?!
恐ろしく久し振りに新作を発表ってことなんだけど、バンドは解散してたわけでは無いらしいので、そんな都合のええ言い方ってアリかよ!って笑えた。
まぁボーカルのイギーは、ソロでコンスタントにアルバムを作っていたり、色んなバンドにゲスト参加してたり、映画に出たりしてたから現役バリバリなんやけどね。 傍若無人なイギーって人はピストルズやダムドがカバーしてたりDavid Bowieがやたらとプロデュース&共作していたり、ジムジャームッシュの映画に何度も出演していたりと、60年代後半から活動している元祖パンクロッカー。 ステージで裸に成ってアナーキーなライブを繰り広げ、ドラッグで半死に状態に陥っては、入退院を繰り返す(そのカムバックの度にDavid Bowieが助けに来るのだ(笑))そして不死鳥の様にシーンに戻って来ては、今に至るというかなり、イカれたおっちゃんなのだ。どうしても、そんな破天荒極まりない側面ばかりに注目されがちなんやけど、声が良くビジュアルも良く(ロックバンドのボーカルとして(笑))、アナーキーさの中に潜むセンチメンタルな歌詞とシンプル極まりないけれども、魂に揺さぶりをかける(恥かしい表現だけど正にこんな感じ)楽曲は、ホントにこの人のみ許されるような代物なのです。
そんな中でもイギーポップの陽気な一面が出たDavid Bowieのプロデュース作品でもある“Lust For Life"は、映画トレインスポッティングでも使われてたりと最高にエキサイティングな作品。Stoogesが再結成って訳だけどイギーを聞いた事の無い人には、まずは入り口としてこの満面の笑み(ジャケ写)に、誘われダマされてみては如何でしょー!そしてLust For Life以前のStoogesのアルバム3枚を楽しみましょー。大昔の作品なのに今聞いてもホンマぶっ飛びますよー!(イクラ)
DAVID BOWIE/YOUNG AMERICAN
師匠である西寺郷太さん率いるNONNA REEVESが参加するDAVID BOWIEのトリビュートアルバムでの“Let's Dance"を聞かせて貰いました。
俺の中でも話を聞く迄は、郷太さんがボウイ好きだったとは知らなかったんだけど、かなりハマっててカッコ良く羨ましかったです(笑)

DAVID BOWIEって、とにかくグラムロックの人って認識が強くて(しょうがないんだけど)、その強烈すぎるキャラクターから好きな人と毛嫌いする人が異様に多く、音楽性から何から何までアルバム事に様変わりするゆえにかなり誤解大な人のように思う。
更に日本では“ボウイ"という人気絶大なバンドがいたり、ヴィジュアル系=グラムロック(間違っては無いんだろうけど..)みたいな図式がある為に、ボウイを好き!って公言するにはファンにとっても誤解が付き物なのです。
が!俺も大のボウイファン(笑)
今でも頻繁に聞いてる訳では無いのですが、それはそれは大好きでして、20代前半位迄は、かなりのボウイフリークでした。 赤のレザーのパンツをオーダーメイドして、眼帯(こちらは黒のレザーでハンドメイド(笑))をしてボウイの真似事をしてライブに出た事もあるし、青空ドライブのバンド名が決まる前には、一人で勝手にボウイの好きな曲“Drive In Saturday"って曲名をバンド名にしようかと考えてた程です(メンバーもいまいち乗り気で無く、ヴィジュアル系バンドかディスコ大好きバンドか!?って思われそうで辞めました) 更に俺の洋服なんかの“光り物"好きな所は、大阪のオバハンとDAVID BOWIEをルーツにしたものだと思ってます。
あ、そうそう次に出るアルバムに入ってる萩との共作曲“Life goes on"って曲ではDAVID BOWIEを若干意識したテナーヴォイスで歌ってるよ。
う?ん、やっぱ俺、結構現役ファンっすね(笑)

DAVID BOWIEの事を書き出すと長くなりそうで怖いのですが、とにかく“ボウイは、化粧をとっても男前"“独特の美学"“曲を裸にしても(アコギ一本でも)素晴らしい"に尽きると思う。 この3つが、キャラクターや音楽性をころころ変えても、何をやらかし発言しても許される所以な様に思うんだが、どうだろう。

そんな数多いアルバムの中でも、俺の好きなアルバムは“YOUNG AMERICAN"ってアルバム(この何とも言い難いジャケを見よ!)
DAVID BOWIEの好きなアルバムを挙げればキリが無いんだけど、このアルバムはDAVID BOWIE流ファンクというか、ボウイ自らプラスティックソウルって名付けた、ソウルアルバム(まだ全然だけどプラスティックソウルって曲作ってるよー)
白人で初めてソウルトレイン(だったと思う)ってブラックミュージックのTY番組に登場したのが、タイトル曲の“YOUNG AMERICAN"。 この曲は、とにかく黒人には出せない何とも形容し難いソウルナンバーで、ヤバイ位にかっこいいのだ。 アルバムには、ジョンレノンとの共作“Fame"(ジョンレノンは、一体どこを手伝ったのだろう..)って曲とビートルズのカヴァー“Across the Univers"が入ってるんだけど、他の曲は、いまいち良く分からないです(笑)
だけど、とにかく“YOUNG AMERICAN"って曲が最高なのは確か。

(追記)俺は酔っぱらうといつも何故かビートルズの“Across the Univers"でなく、DAVID BOWIEのコブシ効かせまくりの演歌調“Across the Univers"を歌ってしまう。(イクラ)
BUDDY HOLLY/BEST ONE
お久しぶりです。
最近バディホリー、ロイ オービソン等の50年代のロックンローラーを聞いている時が幸せです。今聞くと、オールディーズと言っても間違い無い音触りなのでロックンロールと言うよりアメリカンポップスといった趣きですが、この人達の声や楽曲は優しくポップでオリジナルで、良く言えばファニー悪く言えばコミカルと言った感じ。
ホントちょっと変わってます。何が変わっているのかというと、ロックンローラーのくせして、音もルックスも、いわゆるロックンローラーっぽくない所なんですが..。

そもそも!ロックンロールっていうのは、不良の音楽でありまして、リーゼントで眉間に少し皺を寄せて悩ましげな表情で歌い腰をくねらせ、単純な繰り返しでワイルドな演奏でシャウトする、とにかく聞く者を痙攣させてしてしまう音楽なのです。
ジーンヴィンセントの危険な香り、リトルリチャードのぶっ飛んだ楽曲(この人は相当いかれてます)なんかは、今映像を観、曲を聞いても明らかに不良と言うか大人たちが煙たがる様な雰囲気(笑) エルウ゛ィス(プレスリー)がブラウン管に登場した際には、全米中の視聴者からクレームが殺到したっていうほど50年代当時の良識のある殆んどの大人達にとって猥褻極まりなく騒がしいゴミ当然の音楽であり存在だったのです。
そして、エルウ゛ィス登場と時を同じに現れた多くのロックンローラー達の中にバディホリーやロイオービソンも登場しているのですが、彼らはコワモテのロックンローラー達の中において、全く異質。 というのはバディホリーは、メガネをかけた初のロックンローラーで(ボーディドリーっていう黒人のロックンローラーもいますがこの際外します)ロイオービソン(オー!プリティウーマンの人)はいつもサングラスをかけ泣きそうな声でヘニャヘニャ歌う謎のロックンローラーなのです。

今でこそメガネをかけたロックバンドのボーカリストは、沢山いる訳なのですが、彼らがオリジナルなのです。

そしてメガネロックとでも言いましょうか、この系譜に位置付けされるミュージシャンは全てバディホリーに影響されていると言っても過言は無いと思われます。
エルウ゛ィスコステロはまさに、バディホリーのプロトタイプとして登場、ロック界引き隠り代表スミスのモリッシー(彼は補聴器まで流行らそうとした!)やウィーザーのクモオ君しかり、メガネの形は違うけれども(笑)、ジョンレノンも実はバディホリーのファンだった訳で(マッシュルームカット時代は同じ様なメガネをかけていたけどね)、ロックンローラーと言えば、エルウ゛ィスやチャックべリーが一般とされている中、上にあげたミュージシャンを考えただけでもバディホリーの影響力は侮れないというのが分かるでしょ?!
今でこそ!(繰り返してますね)日本では市民権を完全に得るどころか、オシャレアイテムと化しメガネっ子好きな男女が多く存在している訳ですが、ほんの数年前までメガネをかけている人間と言えば、陽の当たらない存在そして極端な事を言えばメガネをかけている人間はイジメられ冷やかされる対象だった訳です。
ちなみに俺も超ド近眼な為メガネは小学6年生から活用しメガネにもうるさい男なんですが、普段人と会うときは必ずアンチメガネの姿勢を貫いています。
メガネをかけていると正直気が滅入り人と目を合わすのが億劫です(レンズが分厚すぎるのでしょう。 世界一薄いと言われるレンズを入れても極端に目がちっちゃくなる程ド近眼!)

映画のスーパーマンを例にとってみても、普段は冴えないサラリーマン。さして冴えない男の演出アイテムとしてメガネをかけています。ドラえもんなんかは、最も解りやすい例です。
昔こんな事がありました。
メガネをかけた友人と現場仕事に行った際、俺と友人は同じ様に同じ作業を普通にこなしていたのですが、メガネの友人は「おいっ!そかのメガネ!はよ手動かさんかい!!」とメガネの友人ばかりが怒鳴られました。
バーで働いていた時にも、たまたまコンタクトの調子が悪くメガネで出勤していた日には、接客態度が悪いと上司に叱られた俺。
「メガネをかけているとあまり人と喋りたくないので..」と言ったもんだから、上司には更に逆上されメガネを奪われ、灰皿を洗うバケツにメガネは、投げ捨てられたのです。 日本での事です(笑)
ほんの数年前までメガネに対する偏見は凄まじいものがあったわけです。 そんな訳でやはりメガネをかけていると俺は気分が滅入ります。

本来これが正当で健全なメガネをかけた人間の現状と心持ちなハズなんですが、メガネが市民権を得てからというもの、たいして目が悪い訳でも無い人々がメガネをかけ堂々と街をかっ歩する世の中に変わりました。
それを考えると、嬉しさを通り越し、いても立ってもいられない訳です。
何が言いたいかと言うと!
50年代、そしてロックンローラーである人間がメガネをかけて登場した事自体が凄まじく勇気のいる行動であり、今では考えられない程のインパクトがあったと言うことです。 まして狂暴で不良とされたロックンローラーだった訳ですから、極めてアナーキーなバディホリー。 しかし、当時の似たり寄ったりのロックンロールの中で、ひときわ目立つポップで斬新な楽曲や唄法そして元来チャーミングなヴィジュアルが、メガネをかけ陽の当たらない暗いティーン時代を過ごしていた若者達に支持を得ただけでなく、バディホリーは人気者の仲間入りをする事に成ったのです。 メガネをかけた若者つまり、社会的日影者達(あえてそう言わせてもらおう)を代弁したミュージシャンの歌は、いわゆるロックのマッチョイズムとは対極にある、悲しい叫びと憂いがこんがらがって、ユーモアにも映り(やはり悲しい!)支持されたんだ。

家の中で閉じ籠っていた“ロックは好きだが文化系のメガネをかけた若者達"に扉を蹴ってメガネをかけたまま街へ飛び出せる勇気とキッカケを与えたバディホリー!
「ヒューカッコいい!バディホリーみたいじゃん!」なんて、今迄モテナイ君モテナイちゃんだった若者達は、きっと言われ救われたんだ。

「くだらねぇ!」「退屈だぜ!」「やっちまえ!」と世の中にカウンターカルチャー、アンチテーゼとして登場したロックンロールに対するさらなるカウンターをしかけたバディホリー..。恐るべし。

それはバディホリーが構築した、ロックの大きな偉大なる美しいストーリーの誕生だった訳で、メガネロックもひとつの在るべきロックの形なのです。
そしてメガネロックは、いつの時代も主流に対する異彩を放ち独自の地位とさらなる発展を遂げて来た訳でありますが、メガネ文化、メガネファッションがここまで市民権を得、主流に成った今、メガネロックの本来受け継がれてきた役割や意義と系譜は、完全に幕を閉じたのでありました

。 50年代の終わり頃、ツアーで移動中のバディホリーとコワモテのロックンローラーを沢山乗せた飛行機は墜落事故で一度にこの世から消えてしまう(ちょうど同時期にエルウ゛ィスの軍隊入隊、チャックベリーの逮捕等が重なりロックンロールの冬の時代が訪れる)という悲しい歴史があるのですが、当時危険分子とみなされていたロックンローラーに対する政府の陰謀説だったのでは?とも言われてます。 バディホリーはそんなに危険じゃ無かったと思うんやけどね(泣)

彼のたった数年間の活動期にリリースされた、このベスト盤。 ジャケのピンクのシャツ楽曲と共に最高です!
ロイオービソンについては、また!長い(笑)(イクラ)
THE POGUES/If I Should Fall from Grace With God
ポーグスが来日してたっていうのに、行けなかったのが悔しくて、このサードアルバム『堕ちた天使』をしばらく聞いてばかりいたよ!

アイルランド人で構成されるポーグスは、バグパイプ、アコーディオン、いわゆるロックやポップスバンドには、あまり入っていない楽器がやかましい位に入ってて、3連のリズム“ダダダダダダ"で押しまくる曲がやたらと多い(笑)
ポーグスは、なんか違う場所にいるかっこいいバンドだ。 そしてお祭り騒ぎなのだ(笑)日本のお祭りみたく、アイーヤッ!みたいな感じで踊りたくなるし、異様にテンションが高い! カントリールーツのロックンロールでもよくある、この手のリズムで、なんかイイ曲が出来ないかなと俺も挑戦はしてるんだけどね。

そして、ドスが効いた荒々しい男泣きシェイン(元パンクあがり)の巻くし立てるようなボーカルが、何故かロマンチックで妙にこみあげてくるのよね。
元々ポーグスを知る前に、ニックケイブ(これまたイカツイ人)とシェインがデュエットで“What a wonderful world"って超スタンダードの曲を歌ったシングルが凄い好きだった。 普段激しい人の歌う、バラードって何で染みるんやろう。 そしてその手の人が書くバラードは決まって良い曲だったり、優しいのに力強くて、ロマンチックな詞と普段聞かさない歌声だったりするって思うんだ。 このアルバムでもスローバラードの“ニューヨークの夢"って曲がドリーミンで映画を見てるような気分に成って、また良いのよね。(イクラ)
大瀧詠一/1st
しばらくちょっとサボり気味でした。
いやサボってただけですスミマセン..。
短かった今年の夏が終わって、あっと言う間に秋らしくなってきましたねぇ。
こんな季節になると、ほっこりしっぽり行きたくなるもんです。この真夏と真冬の間にある春と秋がやっぱり気分も落ち着いて色々考えてみたり、新しい事へチャレンジするにもってこいの季節なんでしょうか?ぼくのバイオリズムは完全にそうみたいです。
普段は洋楽ばっか聴いてるけれど、やっぱり日本人は日本の音楽が身も心にも染みわたる訳なんですね。季節に関係なく好きだったりするんですが、大瀧詠一さんの1stアルバムを聞いているとそんな気分に成ったよ。
“五月雨"や“あつさのせい"、“うららか"とかって秋の歌じゃない曲も収録されているけれど、なんかアルバムのトーンやジャケ、大瀧詠一さんの歌声を聞いていると今の気分が、はまる(こじつけ 笑)
分かった!“おもい"って曲からアルバムが始まるからだな。なのに書いてる途中で“うららか"って曲になったから秋じゃなくってやっぱり春か?とか思ったけど..(曲順って影響力あるなぁ 笑) 秋のロックンロールアルバムだなこれは! (イクラ)
Billy Joel/River of dreams
レコーディングが終わって、充電中?。つまりゆっくり音楽を堪能してる。
俺は、全く“ながら"作業で音楽が聞けなくって、本を読みながら、何かをしながら音楽を聞けない。 逆に何かをしている時に音楽が聞こえてくると、そっちのけでこの歌は?これは誰?この曲良いなぁって具合なだけに、人と話しをしている時に音楽が流れてくる時は、とっても失礼な事に成る事が多く注意が必要だ(笑)
最近下北のレコファンに行くと必ず、ビリージョエルのライブ盤が流れている。どうやら最近発売されたものみたいなんだけど、気に入っているスタッフがいるのか何なのか、必ずだ。そして、毎回聞こえてくる度に良いなぁと思っている。
そんな訳で、70年代後半の聞いていないアルバムを何枚か聞いているんだけど、どれもいいんだわ。 俺は、ビリージョエル自体そんなに聞いてきた訳じゃないのに、必ず聞いた事のある有名な曲が入っているのにも驚いてる。
そもそも、ロッカーとかって言いながら、バンドで無くソロ、好きに成れない髪型、80年代的な服装に、随分先入観を抱き過ぎていたみたいだ。そしてピアノ、バラードが多いっていうのが、更にロッカー像を俺の中で歪めていたのだ。
ん?でもさぁ、こんだけ好きに成れなかった要素満開で、良いなって思えるのって、理由はただ単純に、曲や声、伝わってくるフィーリングなんかが、恐ろしく素晴らしいって事なんじゃないのかぁ?! って結論に達しました(笑)
そして、時代順にひと通り有名なアルバムを聞いたので、1993年のメガヒットアルバム“River of dreams"に辿り着きました(笑)
大ヒットしただけあって、ここ何年もゴミの様な値段で売られているアルバム..。怖い。 今時これを買うのは、勇気がいった。
しかしーっ!このアルバムは、中2の時に出たアルバムで、実は当時結構聞いていたのだ(笑) 10年以上聞いていなかったアルバム。俺の感性は中2の頃と変わっているのだろうか?内容はナシな感じでは無いのか?と少々ビビる。でも結局やっぱ良かったわ(笑)
当時は、知るハズも無く、キャロルキングやジエィムステイラーと一緒にやっていたダニークーチがプロデューサーな事にも驚いた。
今は、全くもって何をしているか知るハズも無い野球部だった住本君は、超歌が上手くて、タイトル曲の“River of dreams"をビリーそっくりに歌真似をしていたのを思い出した。今考えると、かなりおっさんな中坊だ..。でも、やっぱこの歌が一番好きやな(笑)でも、住本君って名前だったかは、ちょっと自信無いんよね。 (イクラ)
ISLEY BROTHERS/3+3
アイズレーブラザーズは、ありとあらゆる音や人を繋ぐ、最高の音楽やなぁと改めて感じてます。
俺自身まず初めに、アイズレーを知ったのは、ビートルズのツイスト&シャウト。
ビートルズのカッコいいツイスト&シャウトをカバーと知って先ず驚いたのが最初。
それから高校卒業後、神戸のチキンジョージの裏にあった今は無き“コーズウェイベイ"ってバーで働いてたんだけど、その店は、スタッフもお客さんも三宮の音楽好きや遊び人で溢れていて、とりあえず満席の時にはグルーウ゛ィーなアイズレー、カップルが多い日、客が少ない日はメロウなアイズレーが、必ず流れるという位(まぁ俺がかけててたのもあるんだけど(笑))アイズレーは、様々なシチュエーションを満たす音楽だった。
なかでも“3+3"は、ロック好きソウル好き、バラード好き、踊るのが好き、といった色んな人の趣向を満たす一枚だったので、アルバム単位では一番人気が高かった。
それから、東京に来て、ソウルとロックが合体したようなポップなバンドがやりたいなぁと思っていたので、メンバー募集の好きなバンド欄(笑)には、しっかりアイズレーは書いておいた。それに反応し連絡してきたのでは無いハズ(笑)の萩に初めに貸した3枚のCDの内の一枚は、この“3+3"だった(覚えて無いだろうけど(笑))
そして、今まさに何の因果か、プロデュースしてもらっている西寺郷太さんもアイズレーが大好きとの事(NONA REEVESの最新作は“3×3"だ)
メンバーそれぞれ多かれ少なかれ違った好みの重なり合う接点が、アイズレーブラザーズだったりするんだなぁ。(イクラ)
Small Faces/1st
どーもー!ハロー!!ハロー!とりあえずは、ハロー!!

レコーディング真っ最中です。
今回の1stは、全11曲、演奏から歌までほぼ1テイク2テイクで仕上げていってます。
特に俺の作ってる曲はテンポも上げてアグレッシブな感じを重視してます。
そんな中でも、レコーディング3日前位に、完成した“ハロー"って曲は、思わぬ形でアルバムに強烈なインパクトを与える曲に成ってくれました(笑)

そもそもこの曲、プロデュースをお願いしたノーナリーブスの西寺郷太さんから、アルバムの中でテンポの速いロックチューンを入れた方が良いと言われ、ひねり出した曲なんだけど、一番フレッシュな曲だっただけに、俺もメンバーも今までの青空には無かった、荒削りな演奏と歌に成ってます。 音源が出来上がって無い時点で言ってるけど、名曲間違い無しです(笑)

そこで、この曲についてなんだけど、俺が敬愛し高校の頃から良く聞いていたWHOやKinks、Small Facesなんかのモッズバンドやブリティシュビートな感じが、モロに血となり肉と成って出来上がったサウンドの結晶です。だから超嬉しいのです(笑)(イクラ)
Jimmy Cliff/The harder they come
どーもぉ。
今回は、ジャマイカのソウルマン、ジミークリフ主演のハーダーゼイカム。 俺がジャマイカのミュージシャンで初めに好きに成って今でも一番好きなのは、ボブマーリーじゃなくてジミークリフ。
ボブマーリーより前から国民的なヒーローだったらしいけど、レゲエって音楽が確立される前からやってる人だけあって、かなりソウルやゴスペル、ポップスの感じが強くて、しなやかなダンスとちょっぴりハスキーで甘い声は、かなりいかしてる(笑)
俺のヴォーカルの持論として良いヴォーカルって歌の巧さ以上に声本来の魅力と同じくらい、聞いた人がすぐ“真似したくなる"歌い方や特徴を持っているって事だ。クセって言っても良いかも知れない。
俺が、ジミークリフの虜に成ったのは、1本の“ハーダーゼイカム"って映画を観てからだ。 んー、って言うかレゲエに興味を持ったきっかけって言っても良いかも知れない。 漠然としたジャマイカって国のイメージはあっても、ウ゛ィジュアルとしてイギリス領だったジャマイカの街並みやそこに写る人々と主人公アイヴァン演じるジミークリフを観れば、男の子なら誰しもあこがれを感じずには、いれないと思う。
“イージーライダー"を観てロックにはまったりハーレーに乗りたく成る、“さらば青春の光"を観て、スーツを着込みヴェスパに乗りたくなる、そんな魅力に満ちたレゲエを聴きたくなるきっかけに成る映画だと思う(だけどレゲエレゲエって言ってる様な映画じゃないよ。いたって普通に楽しめる映画)勿論その後“ロッカーズ"って言うこれまたジャマイカの若者を描いた素晴らしい映画があるけれど、このハーダーゼイカムが世界にジャマイカあり!って知らしめた突破口なのだ。事実、これを観て全世界にレゲエとジャマイカの存在が広がったって言うからやっぱ間違い無い訳ですよ。
因みにジミークリフの半ば自伝的映画でもある、このハーダーゼイカム。ジャマイカ初の国内映画だったらしいけれど、映画としても中々よろしいのよ(勿論俺は、好きだけどね)当時のアメリカのニューシネマ(アンチハリウッド、新しい価値観のもとに撮られた映画達、イージーライダー、卒業、ヴァニシングポイント、真夜中のカウホ゛ーイ、スケアクロウ等など)の影響もろ丸出しの映画で今観ると古臭い安っぽい映画だなぁと思うかも知れないけれど、ジミークリフの権力に屈せず音楽業界で成り上がっていく多少任侠的な内容は、漫画的でもあるけれどかっこいいんだよ!!
そしてサントラも最高。モコモコし過ぎなのは古い音楽にはよくある事だし(レゲエならより顕著だしね)ちょっとキレイに収まりすぎな歌は、物足りないかも知れない(これはライブ映像を観て思った事なんだけどね)曲が良いのも勿論だけれど、ジミークリフの歌、イントロ、タイトルどれをとっても最高だ。
映画中で使われている、You can get if you really want、Harder they come、Many rivers to cross(ニルソンはいただけないカバーをやっている)、なんて曲は、古いソウルとかブルースと同じ様に古典的な(古いから当然なんだけど)言い回しながら、祈りに近い力強いメッセージはかなりグッと来るものがあるよ。実際俺は、励まされたりしているのだ(笑)それは多分ジミークリフが歌うからこそ、グッと来たんだろうけれど、本当にゴスペルなんだなぁ。ラスタとかと違う本当の意味で誰しもが持ってる宗教観って言うか倫理観に問掛けてくるっていうかね(だけど説教臭くなく励まされ、優しく、力強いってのが味噌) この間、ジミークリフの80年代のライブ映像を見たんだけれど、このサントラ収録の曲をやっぱりやってるのよ。 そのライブ映像は、和訳の歌詞が同時に流れるもんだから、たまんなくてねぇ。 しかも改めてジミークリフが踊り歌う姿を見て、感動したって言うか、裸な古典的メッセージがビシバシ来てねぇ。
例えば、俺の歌詞の記憶と解釈はこうだ。 You can?なら“もし君が本気で望むなら、それは叶う。だけどトライしなきゃ駄目だよ?!トライしなきゃ駄目だよ?ん!トライだよ?ん!絶対、勝利!!"、 Many rever?なら“河を渡るのにしくじったからって、くじけたってしょうがない。何も河は一つじゃない。渡るべき河は沢山沢山あるんだよ?!あるんだよ?!"、ってすんごく当たり前な事言ってるだけなのに、背筋をピンと伸ばしキレ味抜群のダンス(頻繁に取り憑かれた様なアクションあり)、にじみ出る汗、開いた瞳孔、熱く優しい歌声で歌うもんだから、説得力かなり高い!
あと感心したのが、サントラに収まってるthe slickers の“Johnny too bad"って曲をジミークリフがライブでも歌ってたんだけれどそれは、こんな感じ“ジョニーは相当の悪だ。いつも銃をぶちかます。ヤバイ奴だ。付き合うなってみんな口々に噂してる。だけどあいつがそんな奴に何故なってしまったのかなんて誰も考えやしないんだよ?!しないんだよ?!"って陽気なリズムに乗せて歌っているんだ。恐れ入りましたって感じだ..。
そんな訳で、映画もサントラも最高なジミークリフのハーダーゼイカムでしたー(イクラ)
ストーンズ/Big Hits Vol.1
今日、3月24日のストーンズ来日公演のチケットが届きました♪
俺は大のビートルマニアなんだけど、ストーンズも大好きっす。
今まで何度かストーンズが来日する事が有ったにも関わらず、俺行った事が無かったのよね。 でも、今に成って思うのが、レジェンドな人達、それはポールにしても、ディランにしても、スティービー、マイケル、この手の人達がいくら年老いた所で、一度も観なかったって言うのは、結局一生後悔するはずなのよね。
あーだこーだ言ってその時の行かない理由を自分で作ってしまっては、もう寿命も短いし、又来日しても現在より衰えているのは明白で、取り返しが付かないのだ! そんな訳で、今回の来日は行きます!シブシブだった萩を連れて。ホントなら萩のチケ代を出してやってもイイ位だ(笑)
前置きが長くなってしまった・・。とにかく今回は来日記念でストーンズにしました♪ だけど俺個人的に思いいれが多いアルバムの話にしますー。って事で俺のストーンズお薦め&入門編は、“BigHits Vol.1"!! って、ベスト盤だから、ストーンズのアルバムにカウントするのは、少々無理はあるんだけれど、俺が初めてアナログで手にしたレコードはなんと!この“BigHits Vol.1"なんよね。 それは、高1の時の話で、いにしえのビートルズが中学の頃大好きだった俺は、高校生に成ったんだからストーンズを聞かなければいけない!と思い、アメ村の確かジェリービーンかハンキーパンキーってレコ屋で、この“BigHits Vol.1"を購入したわけだ。
手にした、ストーンズの悪魔的と言うか不良的なジャケは、最高にかっこよく見えて、家に帰って聞く前に、これはカッコイイに決まっていると確信しきっていた(笑) そしてその期待は全く裏切る事無く、今思えば笑ってしまう位ベタすぎるんやけど、スピーカーから流れてきた I can't get no satisfacionって曲に、発売されて30年も経っている、その曲に、極東のいち高校生はやられてしまったのだ(笑)
いやそれ以上に、続く“黒く塗れ!"“19回目の神経衰弱"(このタイトルにもやられた)や“NOT FADE AWAY"(バディホリーの曲より数倍当時良かった)と続くこのアルバムは、暫く日課に成っていたもんです。
ジャケの写真も最高にカッコ良く(当時まだキースやミックは未だ控えめで、明らかに故ブライアン・ジョーンズが赤のコーデュロイのパンツに黒のタートル、金髪のマッシュで最前列でガンを飛ばしていて、最高にカッコ良く洒落た感じに映っていた)、歌詞カードにも眼を通し、意味は多少不明な事も多かったが、言いたい事は非常に伝わってきて、シタールや良く分からない叫びや不安定なコーラス等の悪魔的なリフレインにすっかりやられ、ビートルズ以外の60'sにドップリハマるキッカケになったのがこのアルバム。 もちろん後にもーっとヤバイ代表曲を沢山産み出していくんだけど、この“BigHits Vol.1"の頃のストーンズのシングルは、まだそれが消化不良故に好き放題やっているので完璧に何とも形容し難いオリジナルな楽曲。ビートルズとも張り合ってる頃故かキャッチーさもあって、ストーンズってバンドのアイドル性も出ていると思う。
耳にタコが出来る位聞いたけど、実家に置きっぱなし。今度帰ったら持って帰ろー。(イクラ)
ポール・マッカートニー/CHAOS&CREATION IN THE BACYARD
もう発売して数ヶ月経つけど、このアルバムを初めてレコファンの店内でかかっていたのを聞いた時、すっごくビートルズっぽい新人だけどムッチャいいなぁ、と思って店員に、「これ誰ですか?」って聞いたの。そしたら「明日発売のポールマッカートニーの新作です」って..。
俺は大のビートルズ好きなので、凄く嬉しかったのと同時に、笑えてしまった。そりゃ良いわけだって。でも何で新人って思った理由も、ちゃんとあって、声がすごく若く張りと艶があって、音自体も今のサウンドだったから。
このアルバムをプロデュースしたのがナイジェルゴドリッチ。レディオヘッドやトラウ゛ィス、ベックなんかの作品をプロデュースして引っ張りだナイジェルゴドリッチが、からんでたのが、今のサウンドに聞こえたおっきな理由の一つなんだろうな。
作風自体は、ポール独特のウキウキさせるような跳ねたメロディーとフックが一杯詰まってる。それに無理して無い感じがイイ。
言ってしまえば古典的なポップソングのルール(そのルールを作ったのもビートルズでありポールなんだけど(笑))にのっとった楽曲が殆んどなんだけど、未だ現代でも、有効なんだと改めて痛感させられてしまう。勿論色んな仕掛けやマジックがあるんだろうけど、それは僕らみたいな普通の人には閃かないもんなんだろうな。
ジョンはビートルズ時代を越える楽曲を沢山産み出したけどポールってビートルズ時代の楽曲を越える事が出来てなかったと残念ながら思ってた。勿論それでも他のアーティストと比べてはいけない水準なんだろうけど。1stマッカートニー(だけど、恋する事のもどかしさって曲は泣きの名曲よ。そして、ジャケには謎のイクラみたいな赤い粒が飛び散っていて、個人的に凄く思い入れが強いの)は、まだビートルズ時代みたいなものだから、個人的にはラムとバンドオンザラン位しかピンと来たことが無かった。
でも2005年にも成って発表された、このアルバムがソロの中で一番良いのじゃないかって思う。ホント良いよ、感動的。
DVDが初回発売のには付いてて、納得のコメントを言ってたんよ。「もうどんな駄作でも、俺に対して誰もケチなんて付けて来ない。だけどナイジェルは若いくせになん癖付けてきた。だから今回は頑張った」って。え゛?そんなもんなん!(笑)
やっぱ負けん気は、未だ衰えずって事みたいね。
爺ちゃんロッカー達に未だ心奪われてしまうのは悲しくもあるけど、ストーンズやアルクーパーの新作が、やたらと周りでイイイイって聞く。
けど、年齢65才のお爺ちゃん達だぜ!!才能とかってより、誰も追い越せない超人達だわ..。(イクラ)
SYREETA/SYREETA
スティービーワンダーの最初の奥さんシリータ(その後にも奥さんがいるのかは、俺知りません。そういや新作は聞いた?サラッと聞いただけだから分からないけど、その初めの印象は凄く硬い音っやなぁって思ったし残念やったなぁ..。)
このアルバムは、スティービーワンダーのプロデュースによる1stで、ちょうどトーキンブックの後位なんかな。ノリノリの時期だし妻のアルバムだけに曲が良いよー。まさにスティービー節全開で笑ってしまう位やねんけど、丁寧に優しく歌うシリータの声って聴いてて全然疲れないわ。子守り歌みたいで、汚れて無いしブルース色の無いライトな感じか心地良すぎ。癖が無いって言ってしまえばそれまでなんやけどね(笑)
そしてこの感じが日本人の女性R&Bが出てきた頃の人達が求めてた感じに近いように思う。凄くフリーソウル(と呼ばれてた)な感じ。(イクラ)
LEON WARE/LEON WARE
リオン ウェアーこの人、そしてこのアルバムを聞くとホント脳も体もとろけます。
マーウ゛ィンのI WANT YOUってこれまたセクシーなアルバムがあるんだけど、元々リオンウェアの2ndアルバムだった物をマーウ゛ィンが気に入っちゃってマーウ゛ィンのアルバムに成っちゃったって事実からも分かる通り、この人の作曲能力とメロウさ加減は、半端じゃないね。
しかもアルグリーンとかのイナタイ演歌的なメロウじゃなくて、都会的で音数も少なくて、曲も声も歌もとにかく妥協の無い感じ。しかも驚きが、この頃の他のアーティストに比べるとむちゃくちゃ音が良いし、スゴい奥行きのある音の作りで、あんまり古臭くも聞こえないわで何回も聞きたくなるのよ。キャロルキングのMusicってアルバムにも通じる感じかな?
あー、えぇわこれ(今も聞いてます (笑))(イクラ)
ON THE BEACH/Neil Young
このジャケットなんか誰かのジャケットに似てない?! 俺には、見覚え無いけれど(笑)、とっても好きなジャケットのひとつ。
ニールヤングと海ってあんまり、結び付かないけれど、バッファロースプリングフィールドから70年代の頭を駆け抜けスターに成ったたN.ヤングにとって、ヘビーな内容の歌や詩、環境から距離を置きたかったみたいで、それが反映してか、肩の力も抜けて音もすっきり、N.ヤングのアルバムの中では、凄くポップで明るく軽快なアルバムなのです。

こないだ友人と、どうも俺がロックを感じるアーティストやバンドと世間的にロックとされてる音やバンドにズレがあるみたいな事を朝まで、飲みながら話てて(それもこれも、何の気無しに入った笹塚の普通の居酒屋の壁いたる所に、いにしえのロックスターや映画のポスターが張り付けられていたからそうなっただけで(笑))
なんやろね、人それぞれどう思おうと勝手だし、違うのも当然だけど、俺が単にハードな音やスピード、音圧、衣装でいわゆるロック!みたいなのには、興味も無いし、なんか逆にダサイとか思ってしまうわけ(全てがそうじゃないけどね)つまり、俺がロック好きだって言っても、サウンドがそれっぽいかどうかは、あんま関係無いんよね。 N.ヤングって、アルバムによっては、カントリー、フォークっぽかったり、声はフラフラで細いのに何故か、ロックでニール印で、やっぱ凄いね。きっと俺が思うのは、そういう見えない聞こえない何か(俺は、水木しげるか!)。フィーリングなんやろね。しかも去年武道館まで観に行ったら、カッパハゲなのに..!みたいな。

このアルバム、世間的に有名じゃ無いのは、飛び抜けて重要な代表曲みたいなのが無いからかも知れないな。(だって、ライクアハリケーンが入ってるってだけで、評価されてるアルバムもあるし)だけど、俺はこのアルバム、好きな30枚には入るね!(あんま褒めてない?)(イクラ)
The La's/The La's
ラーズが、あのラーズが?!日本にやって来る!っていうか再結成?なんなの?ジョンパワーだけ?一体どういうつもりなんだろう..。

89年にたった一枚だけアルバムを出したっきりのラーズが復活なんて夢の様な話だ。(一昨年はFUJIでのイギー、昨年は結成40年越しのWHOの初来日、見ることがこの先無いだろう素晴らしすぎる、待ちに待ったバンドの来日が、夏に誕生日を迎える俺にとっての誕生日プレゼントだと思っている)

ラーズは、高校の時に初めて聞いた。あの暴言ばかりのオアシスのリアムがリスペクトするリーメイウ゛ァースのバンドって言うだけで、当時の俺の気持ちは持っていかれたも同然で、しばらく熱心に聞きまくっていた。 リウ゛ァプール出身って言うだけでヒイキしていたのもあったのかも知れない。
二十歳位の時に、ラブホでスペースシャワーTVを見ていたら、偶然にゼアシーゴーズのプロモが流れ、路地裏でアコギを弾き、悲し過ぎる眼をしたリーメイウ゛ァースと演奏するラーズの動いている姿を初めて見て、完全に彼女そっちのけで興奮しきっていた事もあった。

60年代よりも新しく、90年よりも古く、ニューウェイブな80年代のサウンドとも違う。ネオアコよりもロック、ブルースよりもポップ。そしてシンプルだけどツボを心得たソングライティング。ダルな独特のダミ声。ビートルズとも、キンクスやフーとも違う。スミスやオレンジジュース、ローゼスとも違うその独特のたった一枚のアルバムは、ホントに奇跡の一枚だって当時も今も思う。

このアルバムを作って、夢遊病者に成って消えてしまったリーメイウ゛ァースが、15年経って帰ってきたのか?! 正直サマソニのチラシを見た時、目を疑ったよ。しかも渋谷で単独ライブがあるのを知って、行く事に決めた。
こんなアルバムの出来に不満だったらしいけど、こんなの作ったら、しばらく何も出来ないだろうし、他に望むモノも無いだろうな、って思う。(イクラ)
ゲンズブール版女性飼育論/Serge Gainsbourg
最近、自分が好きなモノや好きだったモノ、自分のルーツみたいなモノを再確認したりしていて、包み隠さずモッズであったり、ポールウェラー、ビートルズ、D.ボウイとか、映画ならウ゛ェンダース、カラックスなんかを色んな意味で引っ張り出しております。
ゲンズブールもその中の一人。ヌーウ゛ェルバーグとか、フレンチみたいなのって、人前じゃ、こっぱずかしくて中々言わないもんなんだが、自分が影響受けたモノには、違わなくってね。だって、その辺好きな人って、ファッションだったり、ホントに好きでも、やっぱ変わってるし、信用出来ないから(笑)まぁ、でも、そのウチの一人なんやけどね俺も。
ゲンズブールなんて、その最高烽やからね。胡散臭さ満点。存在や、やって来た事や発言が、認められるべき事だったから、いいけど、それ除いたらただの危ない少女趣味の変態オヤジやからね。
おーっと誤解を招く発言を、先に繰り返したようだ(笑)
ゲンズブールってね、つまり小室テツヤ的な人の元祖。フィルスペクターもそうなんだろうけど、可愛い女の子に歌わせ、プロデュースして、結局その女の子と付き合ってるみたいな人。ブリジットバルドーもフランスギャルもジェーンバーキンもみーんな。そして、かの有名なジュテームで映画主演総監督をした、マルチなアーティストなのよ。
そして音楽なんだけど、非ロックな土壌の、おフランスで常に英米の音楽(レゲエまでやってる)に負けじとポップな作品を作り上げていた人。パンクな精神なんでしょうね。
ゲンズブールを好きな人なら、ロクな恋愛観(一般的なね)持ってない人がほとんどだろうけど、俺はすんごい深い所で、愛について語ってると思うわけだ。
“ゲンズブール版女性飼育論"って付いてる邦題も凄いけど、ニヒルな中に、男の弱い部分と、それをカッコつけて、つっぱねてしまう(まぁそれが弱いって事なんだろうけど)男の単なる、身勝手さを歌った(俺にはそう感じる)、“てぎれ"って曲が、このアルバムには入ってる。
好きだ、好きだ!ってばっか言ってるラブソング(ソウルの人ってソレばっかで、それはそれでいいんだけど。大好きなアルグリーンなんか、まさにだし)とは、又違った形の究極のラブソングって思って今も、聞いてしまう訳なんだす。(イクラ)
20beat classics/Georgie fame
僕の大好きなGeorgie fame(ジョージフェイム)。
まだ音源に成って無いけど、青空ドライブの“また何処かで会いましょう“って曲に登場してもらっているGeorgie fameを聞いた事がある人、知っている人、好きな人ってどの位いるんだろう。60's、フリーソウル、MOD'Sなんかをかじった人なら知ってる人も多いハズだけど、きっと少ないんだろなぁ。
別に、こんなの知ってるぜぇーって、自慢する訳では更々無いよ(笑)僕は、この人の声、鍵盤、存在自体が大好きで、いっその事、日本Georgie fame宣伝部会長にでも成りたい位。
という事で、ざっとGeorgie fameについて、どんな人なのか、って語らせてもらいます?。
時は、60年代初期のロンドンまで遡ります。働いたお金は全て、着る物、レコードに注ぎ込み、夜な夜なクラブで(錠剤もキメ込みまして)、ジャズやソウル、R&Bに合わせ踊り狂う若者達(この人達がMOD'Sと、言う訳ですな)を熱狂させていた、ヒップなオルガン奏者が、Georgie fame。 よくありがちな話なんだけど、モッズに愛されたスターながら、例外無く「ただそういった音楽が好きで演奏してただけ。俺はモッズでも何でも無かった」みたいな事を、Georgie fameも、言ってます(THE WHO、 KINKS、なんかもね)
つまり、本人は無自覚ながら時代の空気を反映していたって事で(ビートルズがクラブにお忍びでやってきて、ファッションやサウンドを盗みに来てたって言う位だから、きっとそうなんでしょう)、騙されたと思って聞いてみて下さいよ。当時のクラブの雰囲気が伝わるヒップなサウンドと彼のスモーキーな甘い歌声は、今聞いても全然洒落てます。オルガンを前にタバコをくわえ横を向いているこのジャケ(これも編集盤らしい)が、つまり、僕にとって最高できっと気にに入ってくれる人も多いハズ!
加えて、カフェアプリ?とかから出てる物がベストっぽく全部網羅してる感じ。 そして、“Going home"って70年代の落ち目の頃に出したカバーアルバム(実は、これが又最高)が、フォーキーさがプラスされてて、今の人の耳には案外これがイイのかも!? 因みに、青空ドライブ、イクラ曲は、この感じ結構影響大な訳ですな、ハハハ。(イクラ)
初期のRCサクセション/RCサクセション
今週の胸キュンアルバムは(って全然週変わりじゃないけど)初の日本人アーティスト!恐れ多くもRC。しかも1st。
自分でもホンマによく思う、ことだけど、日本の音楽を最近までマトモに聞いたことが無かった僕は、(日本の音楽を作ろうとしてる意味でも)ほんまナメた奴でして、20代後半に来て偉大な人が当然沢山いることを知り、感動と感謝の気持ちを越えた所に恥ずかしさを覚えるところであります..。
まぁ、そんな前置きは、いいんですが。最近始めてマトモに清志郎さん、RCサクセションを聞きました。勿論いろんな人に聞くまでも無く、すんごいパワーのある人だなって事だけは、認識してたんだけど。ちゃんと聞いてみて価値観ひっくり返されました。当然リアルタイムじゃなく、後追いで聞くには順序やチョイスしたアルバムは間違っていたのかも知れません。清志郎さんの熱烈なファンの方々には申し訳無い文章ではありますし、一枚聞いたぐらいで語るべきでは無いのかも知れません。だけど、正直な気持ちなのです!(何故告白調なんやろ..)
まず、‘初期のRCサクセション'って1stのタイトル、普通ベストって思うよね?!未来を見据えたタイトルとセンスに、まず脱帽。続いて裏ジャケの清志郎さん含む、メンバーの面構え(すみません)。そして今も変わらぬオリジナルな声とソウルとロックとフォーク?のごった煮感。
でも一番凄いなって感じたのは、歌にする内容と着眼点。恋愛の歌なら、こういう感じとか、ロックならこんな感じ。青春、演歌、なんでもいいんだけど、大抵歌ってる内容安易だったり想像出来たりって人がほとんどで、グッと来る歌って少ないやん?(そこにソウルがあるのか否かも重要なんやけど)
そんな日本のポップスの中で、始めから違うんよね。勿論今なら、いろんな種類の歌や変わった人も沢山いるけど、聞いてみて。(だけど、目の付け所が変わってるからとか、メインストリームの歌と異質だから‘良い'‘こうじゃなきゃ'って言ってる訳じゃ、くれぐれも無いからね)
僕が、‘初期のRCサクセション'を聞いてみて思ったのが、普通の歌より逆に、グッと来るとか、分かる?とかって詞ばっかだなぁって感じたって事。サウンドも曲も変で、重いテーマだったり変わった内容の曲(詞)でも、聴いてて楽しくなるしね。そのアルバムしか、マトモに聞いていない人間ですが..。そんな感じです(イクラ)
in the city/JAM
最近、家に眠っているCDやら好きなバンドの音源を引っ張り出して、かなり久々に聞いて興奮したのが、これ! ポールウェラー、JAMの1st。
いゃあ、マジで、1!2!3!4!って、カウントが始まり爆竹の様に畳み掛けるこの1stを聞いて、熱く成れない人を俺、信じられないね(笑) PUNKとMODSとBEATLESとWHOの合体。
人間歳をとって変に物分かりがよくなると(まぁこんな事考えてる時点でやばいねんけどさ)、聞く音楽まで耳障りの良い物やテンポは遅く、リズムは後ろ後ろになって行く。ミュージシャンも技術ばっかついて、詰まらないものばっか産み出してね。 つまりぃー、このアルバム、ホンマそれを雄弁に語ってる訳よ。封印されたリッケンバッカー引っ張りだして、タイトでポップな早い曲を作らなあかんな!(イクラ)
ニューヨーク物語(Turnstiles)/Billy joel
ハリウッド(西海岸)に成功を夢見て出かけたものの、都会育ちのビリー・ジョエルには、刺激が少なく田舎町だったそうで。おまけに成功も手にする事無く、失意のままニューヨークに帰って新たなスタートを切った一作目の作品。
ジャケも異人種入り乱れるニューヨークの地下鉄の改札をくぐりぬけハリウッドから帰って来たビリー!(笑)一曲目から、ロネッツのビーマイベイベーの必殺イントロで幕を開け、“セイ・グッバイ・ハーリウーッド"とコブシを入れ鬱積した思いを晴らすべく、歌い上げる様は、何ともドラマティック。そして、代表曲ジェイムスも入ってる。この曲は、同時代のピアノ弾き故か、ロバータフラックにも通じるモノを僕は感じるけど、どうなんでしょうか、デンタ君?
ビリージョエルってダサさと名作さ加減が表裏一体で今聞くと、多分ナシな感じな人じゃない?かと俺は思う(笑)だけど基本的に超メジャー、勿論楽曲も声も素晴らしい人なだけに、この辺の作品は、名作さ加減に軍配が絶対上げたくなる、感動的な作品だと思うんよなぁー。(イクラ)
Samba esquema NOVO/Jorge Ben
新年早々、胸キュンアルバムは、ブラジルまさかのジョルジ・ベン。
マシュ・ケ・ナーダは、きっと、あぁこの曲知ってるって聞けばご存知の方も多いと思う。僕も、そんな人の一人(笑)うちのベースの篠ちゃんはブラジル音楽も、かなりお好きなようでして、僕は数枚の、手持ちのブラジル音楽のアルバムを掃除やご飯を作ったりする時に、たまに聞いては、こりゃえぇわーとか思い、踊り(但し軽く)歌ったりする(笑)
言葉が英語でも無く、もちろん日本語じゃ無いため、そんな時は意味もわからず(でも、実はヘビーな内容や暗い内容も多かったりする)、適当にメヲコラスーン♪とかドンチン・チン・ドーン♪とか歌っていると、結構おつなもんです。
今、南半球は、夏ですよね。ブラジルは、年中夏なのかな?アコギが上手くなりたいな。真冬がやってきたけど、かなりイイです。毎日が、ブラジル!カフェ!ボサノヴァ!みたいな、わけに僕はいきませんが(笑)、このアルバムはは、随分過去の物だけど、普遍的で頭に身体にすーっと馴染む素敵なアルバムですよ(イクラ)
A CHRISTMAS GIFT FOR YOU/フィル・スペクター
はぁい、もうすぐ待ちに待ったクリスマスですね?。街中では、11月からクリスマスソングが流れ「早いよなぁ」と感じていたものですが気が付けば、もう残すところ2週間足らずですよ!
俺がバイトしてる中野の゛BACK TO MONO゛って雑貨屋でも(来てねぇ)、プレゼントを探しに来るお客さんが、わんさかです。そして、僕はクリスマス気分を高揚させようと、ステレオにクリスマスアルバムをセットするわけです。
そこで!クリスマスソングについて。クリスマスアルバムって、そう毎年毎年出せるわけでも無く、様々なジャンルのアーティストが無邪気にされど、アーティスト生命をかけて(つまり一回限り)作っている場合が多く、なかなか素晴らしい物が多いのです。
大抵は、スタンダードナンバーをアレンジしてる物が多い中、アーティストによって個性豊か!エルヴィス、ジミースミスのインスト、レゲエ、ソウルクリスマス、ビートルズのコピーバンドによるビートマスってアルバム等、様々(何故かJ・レノン、モータウンのアーティストは通常のアルバムでもクリスマスを感じさせる)。中でも僕がオススメするのは、ビーチボーイズ、モータウンクリスマス、T・REX、そしてフィルスペクターの物です。ビーチボーイズのそれは、オリジナルアルバムにカウントしてもOKな程完成度の高いアルバム。B・ウィルソンのおたくぶりが楽しめます。
モータウン物は、コンピ。その中でもなんといってもジャクソン5。マイケル、まだ子供だし本気度高いね。パーティーにもプレゼントにも、ばっちし。T・REXは..、さすがアイドル、マークボラン!クリスマスに怪しさと楽しさを3コードに乗っけて爆発!
極めつけは、何と言っても、フィルスペクター、A CHRISTMAS GIFT FOR YOUです。ジャケも音も可愛い過ぎて!所有するのも、パーティーにも、プレゼントにも(送る方ももらう方も)良しと、クリスマスアルバムの全ての条件を満たしている全ての年齢性別人種を超えた最高のクリスマスアルバムです!クリスマスプレゼントに、一枚CDを添えてみるのも、良いのではないでしょうか?!(イクラ)
Get Born/JET
最近というか、かれこれ4、5年、新譜の洋楽ロックを聞いてピンとくることが、随分無くなってつまんなかった。それは、俺が年をとったとか東京に来てから、丸くなったとかを抜きにして考えても(...。)、実際ロック不況はどんな雑誌を見たり耳で確かめてもそうで。だから大御所ロックの来日や今だプライマルなんかで盛り上がるか、毎度難解に成って行くレイディオヘッドの新譜に振り回されるしか無いのだ。もちろんコアなロックファンは現在進行形のUK/USインディーを追っかけているから心配は、無いんだけど、ニルウ゛ァーナ、オアシス、レディオヘッドが登場してきた頃の誰もがすげぇ、かっこいい、やっぱロックだわみたいな状況皆無。レッチリも25年選手、オアシスで10年選手。悲しい限りだ。 前おきが随分長くなったけれども、ストロークスやハイブスが登場してきて雑誌なんかが大々的にロックの復権みたいな文句で騒ぎ立てた2年前、僕は久々に密かにかなり期待をしていたのだ。そして僕は密かにタワーレコードの試聴機に耳を当てた。 ふーん、そうかぁってのが、僕の正直な感想。確かにストロークスは新しかったような気がするし(ルックスと2曲位最高だけど)、高校生なら盛り上がるんだろうなって程度でがっかり。過去のもっとすごいロックバンドを超えてなんてまるど、いないのだ。でもその辺のバンドが出てきてからやっぱ、じわじわ世界中で来てるんよね。この余波が。ホワイトストライプス(イイ!)、リバティーンズ(好き)、オーディナリーボーイズ(これは期待しすぎで超がっかり) そしてジェット。ごめん前置き長すぎますね(それ程ロックが好きなんですよ)実は、2年前にもNYに行きまして、俺このバンドを小さいライブハウスでみたんすわ。向こうのぴあの様な雑誌で紹介されてたからふらっと行きました。で、客は、がらがら。一緒に連れていった女の子は随分退屈そうで、かなり気まずかった。そして彼らが登場。やたらデカい音、ハードロックをガレージにしたようなサウンドだけどうまいし曲が良いわで、東洋人なんて一人もいない、フロアでのりのりに成って、帰りに聞いてもいない連れに暑く語る始末。こんな音を出してるバンドが今だにいるんやなぁ、でも売れんのやろなぁとか言ってた。 それから日本に帰って、日々爽やか青空サウンドを固めるべく日々自己問答を繰り返していたので、そんな事は、すっかり忘れていた所。昨年夏、サマソニに出てるじゃありませんか。その頃も、「ふーん」って感じだった。その後、神戸の遊び人連中(彼らは、ロックキチガ×です)の結婚式に行くと、「ジェットえぇよなぁ」とかみんな言ってるねんよ。またしても「ふーん、そんなえぇかぁ?俺NYでたまたま、見たで(もち、瞬間的にブーイングとパンチングの嵐)」とか言ってた。そしたら、その後たまたま深夜テレビで、ジェット先行予約!みたいなCM。「えらい盛り上がっとんなぁ」そしたら、今年フジのデカいステージで!こうして、僕の疑心暗鬼にに成りきっていたロック魂は、揺り動かされ、ついに、中古盤でゲット!そして、家に帰りジェットの1st音源を2年ごしに聞いたのでした。ガビーン。まさしくそんな感じ。むっちゃイイのよ(笑)はっきり言って古典的なロックバカって感じやねんけど。スタート押したら、イェーッ!からやし。ロールオーバーDJとか言って、チャクベリーにまで敬意をはらってるし。モータウン風イントロからイギー風シャ ッフル&タンバリン。これで、まだ3曲目。ちなみに良すぎて僕は5曲目までしか聞いて無くて、いつも途中で1曲目に戻ってしまっているのです(決して後半が悪いのでは無いと思います) ちなみに宣伝をこめると、今度モナで一緒にやる鶴ってバンドは、ライブしかみてないけど、ジェット風です。可愛らしく優等生なんが、ジェットにはまるで及ばないけど(ごめんね鶴ちゃん 褒め言葉ね 笑) ビーマイガーーッル!!(イクラ)